演題

OP-039-5

胃癌術後患者における小野寺らのPrognostic Nutritional Index(PNI)の意義について

[演者] 原 譲次:1
[著者] 藤原 由規:1, 古形 修平:1, 金泉 博文:1, 磯野 小百合:1, 竹山 廣志:1, 加藤 寛章:1, 木谷 光太郎:1, 辻江 正徳:1, 綿谷 正弘:1, 湯川 真生:1, 井上 雅智:1
1:近畿大学奈良病院外科

【目的】根治切除し得た胃癌患者における小野寺らのPrognostic Nutritional Index(PNI)の意義について検討した.【対象と方法】対象は2008年1月から2011年8月までに根治切除し得た胃癌手術症例289例を対象とし,PNI=50にて2群に分けretrospectiveに検討をおこなった.【結果】対象症例の性別は男/女=203/86,年齢は69歳(中央値),手術術式は幽門側胃切除術/胃全摘術/胃部分切除術=177/88/24,進行度はStageⅠ/Ⅱ/Ⅲ=154/66/69であった.術前PNIはStageⅠ/Ⅱ/Ⅲ=51.5/49.3/48.3と進行度に伴い有意なPNIの低下を認めた(p<0.05).StageⅠ-Ⅲにおいて術前PNI<50の群では有意に予後が悪く,特にStageⅢにおいて著明であった(p<0.05).術前PNI>50の群において術後化学療法の忍容性が有意に高かった(p<0.05).【結語】進行胃癌患者に対して術前に適切な栄養管理を行うことは、術後化学療法の忍容性を向上させ,予後の改善につながる可能性が示唆された.
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