演題

OP-039-3

胃癌に対する周術期化学療法の適応決定において、外科的切除の治療効果指標としてHigh Sensitivity modified Glasgow Prognostic Scoreは有用である

[演者] 武野 慎祐:1
[著者] 橋本 竜哉:1, 柴田 亮輔:1, 槇 研二:1, 山名 一平:1, 島岡 秀樹:1, 山下 裕一:1
1:福岡大学消化器外科

【緒言】、胃癌切除症例においてHigh-Sensitivity mGPS (HS-mGPS)の外科的切除の治療効果指標としての有用性を検討した。【対象と方法】外科的に切除され術後第4週のHS-mGPSが算出可能であった236例を抽出した。各症例野における術前後のHS-mGPSと各臨床病理学的因子および予後との相関について検討を加えた。【結果】術前HS-mGPS、術後HS-mGPSともに癌の予後と相関を認めた。多変量解析において、術後HS-mGPSのみが独立予後因子であった(p=0.0324)。術前後の比較においては、術前HS-mGPS正常群162例中62例が術後HS-mGPS異常値へ移行し、術前異常群74例中24例は術後正常値へ推移した。HS-mGPSの改善症例は、多変量解析においても有意に予後良好(p=0.0032)であった。【考察と結語】胃癌切除症例において、術後HS-mGPSは簡便かつ鋭敏な治療効果の指標であった。HS-mGPSの非改善症例は、積極的に術後早期の化学療法が考慮されるべきである。
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