演題詳細

ポスター / Poster

ポスター 20 (Poster 20) :Mantle Cell Lymphoma

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日程
2013年10月11日(金)
時間
16:50 - 17:50
会場
ポスター会場 / Poster (ロイトン札幌 3F ロイトンホールABCD)
座長・司会
三浦 勝浩 (Katsuhiro Miura):1
1:日本大学 血液膠原病内科
 
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骨髄異形成症候群を合併しリツキシマブで寛解を得た高齢者マントル細胞リンパ腫の一例

演題番号 : PS-1-148

鈴木 義則 (Yoshinori Suzuki):1、加藤 雅之 (Masayuki Kato):1、西尾 有司 (Yuji Nishio):1、斎藤 輔 (Tasuku Saito):1、佐藤 和之 (Kazuyuki Sato):1、金野 由佳 (Yuka Konno):1、酒井 広隆 (Hirotaka Sakai):1、磯部 泰司 (Yasuji Isobe):1、井上 靖之 (Yasuyuki Inoue):1、高橋 正知 (Masatomo Takahashi):1、三浦 偉久男 (Ikuo Miura):1

1:聖マリアンナ医科大学 血液内科

 

マントル細胞リンパ腫(MCL)は治療抵抗性のagressive lymphomaである.我々は骨髄異形成症候群(MDS)を合併しリツキシマブ単剤で寛解となった症例を経験したので報告する.[症例]85歳男性[主訴]紫斑・全身倦怠[初診時所見]WBC28900/μl(リンパ球91%),Hb 7.6g/dl,Plt 37800/μl,LDH 297IU/l,Cr 2.93mg/dl,BUN 49mg/dl,CRP1.93,sIL-2R 14500U/ml[経過]CTで最大17mm径の全身リンパ節腫脹を認め、末梢血リンパ球は細胞質に突起をもつ異常リンパ球を認めた、骨髄の異常リンパ球はCD5+,CD19+.CD20+,CD79α+,CyclinD1+,bcl-2+,κ+,CD23-,CD3-,CD21-,MCLの骨髄浸潤と診断.染色体は46,XY,del(5)(q?)[2]/47,XY,+8?[1]/46,XY[17]FISH法でIgH-BCL1(14q32-11q13)陽性であった.高齢者である事からリツキシマブ単剤投与を10cycle施行、画像上リンパ節腫脹は消退し骨髄中異常リンパ球は消退したが,白血球減少と血小板減少が残存、 骨髄FISHでIgH-BCL1は陰性化,末梢血好中球FISH5q-は陽性であり,MCLは寛解したが,MDS 5q-症候群と診断.アザシチジン投与で治療を継続中である.[考案]MCLは薬剤に抵抗性を示すagressive lymphomaであり治療が困難である場合が多い.本例ではリツキシマブ単剤で寛解となっており、多剤併用困難な高齢者のマントル細胞リンパ腫でリツキシマブ単独投与を行う有用性が確認できた.本例のMDSはアザシチジン投与で加療中であり治療効果は観察中である

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