演題情報

シンポジウム

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析導入期の代替療法の選択の現状と課題~腎臓病教室集団指導を通して~

演題番号 : SY-16-3

渡邉 結花:1、望月 隆弘:2

1:亀田総合病院腎センター、2:亀田総合病院腎臓高血圧内科

 

慢性腎臓病(CKD)の患者は,食事療法や薬物療法,生活改善の自己管理を行う事が重要である.しかし,十分に自己管理を行っていたとしても,いずれは,腎代替療法が必要となる.腎代替療法には透析療法と移植療法があり,透析療法では血液透析(HD)と腹膜透析(PD),移植療法では生体腎移植と,献腎移植がある.療法を理解し,生活に適した治療法を自己選択することが,治療の継続に影響するといわれている.いずれは腎代替療法が必要であると理解していても,いざ宣告されると戸惑うことや,恐怖を覚えることがあり,受容に時間がかかることもある.受容が出来ていない時期に腎代替療法の説明を行ったとしても,治療の理解はできず,自己での療法選択は困難である.早期の段階から関わりを持ち,個々の生活を重視した選択が出来るように支援していく事が必要である.当院では,患者・家族に対して,病態の理解や,治療法の理解を深め,適切な時期に,治療法を自己選択出来ることを目標に,2011 年4 月より腎臓病教室(集団指導)を開催し支援を行っている.集団指導で経験した事を通して,メリット,デメリット,そして今後の課題について報告する.

前へ戻る