演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

キンダリー4号へ変更後の患者に対する影響

演題番号 : P-3-595

小先 輝:1、伊佐 彩子:1、吉原 祐司:1、齋藤 暢:1、堀口 光寿:1

1:新座志木中央総合病院臨床工学科

 

【目的】当院では透析液キンダリー2 号を使用していたがH28 年2 月29 日よりキンダリー4 号に変更した.変更後の血液データの比較を行ったので報告する.
【方法】H27 年12 月よりH28 年12 月までの13 ヶ月間,当院にて慢性維持透析中の患者46 名を対象に,定期採血においてNa,K,Ca,補正Ca,P,i-PTH,ALP,Hb,Alb,BUN,Cr で変更前後に変化があるか比較した.
【結果】Ca,補正Ca ではHD 後有意に減少し,透析前後において値の変動は小さくなった.その他の項目に変化は見られなかった.HD後の補正Ca は変更前が10.1mg/dL,変更後が9.47±0.15mg/dL となった.また活性型ビタミンD3 製剤の減量,中止を行った患者は5 名であった.
【考察】透析液を変更したことで透析後のCa 濃度が有意に減少した.しかしi-PTH の変化が見られなかったため,活性型ビタミンD3 製剤の減量に繋がらなかったと考える.またCa 濃度が減少したため異所性石灰化等の予防に繋がると見られる.
【結論】キンダリー4 号に変更したことでHD 後のCa 濃度が減少したがi-PTH に有意な変化は見られなかった.

前へ戻る