演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析液カルシウム濃度差によるi-PTH管理方法の違いと影響について

演題番号 : P-3-594

伊藤 麻里:1、田中 仁英:2、清野 貴義:2、佐藤 直幸:1、小沢 尚:1

1:小平北口クリニック、2:東大和南街クリニック

 

【目的】透析液Ca 濃度が3.0mEq/L,2.5mEq/L の場合でi-PTH 値管理目的にて使用するシナカルセト,VD 製剤の使用状況について比較検討する.
【方法】当医療法人グループ内で透析液Ca 濃度3.0mEq/L の施設(H群)と2.5mEq/L の施設(L 群)があり,各施設でi-PTH 値と上記薬剤の使用状況を比較検討した.使用した数値は2016 年10 月現在のものである.
【結果】対象症例はH 群201 名,L 群178 名であった.平均年齢,平均透析歴,男性の割合は,H 群/L 群それぞれ67.7/68.7 歳,7.9/6.9 年,70.1/61.7%であった.血清P 値,補正血清Ca 値,i-PTH 値の平均値はそれぞれ4.9±1.3/5.3±1.3mg/dl,9.1±0.6/9.0±0.8mg/dl, 126±96.4/161±116.7pg/ml であった.シナカルセト使用時i-PTH 値に明らかな差はないが,VD 製剤の使用割合は内服15.7/30.4 % 静注60.5/67.3%であった.
【考察】L 群ではシナカルセトを使用した場合,血清Ca 値保持の為にVD 製剤を使用する割合が高かった.
【結論】透析液Ca濃度差が使用薬剤量に影響している可能性を認めた.

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