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開催回
第62回・2017年・横浜
 

非ホジキンリンパ腫による高カルシウム血症および急性腎不全に対して血液透析を施行した一例

演題番号 : P-3-491

井上 貴文:1、奥田 憲太郎:1、赤澤 愛:1、小泉 和昭:1、田宮 正章:1、武井 誠:1、吉岡 伸夫:1、高比 康臣:1、源 周治:2、花本 仁:2

1:(医)康仁会西の京病院内科、2:近畿大学医学部奈良病院血液内科

 

【症例】70 歳代女性.突然の腰痛,歩行困難のため当院整形外科外来を受診,腰部脊柱管狭窄症のため手術予定となった.徐々に傾眠傾向がみられるなか,外来検査にて血清Ca14.5mg/dl と著明な高カルシウム血症,および急性腎障害を認め入院,緊急透析を行った.高カルシウム血症の改善に伴い意識レベルは徐々に回復し,透析を離脱した.全身画像検索では肝脾腫および,可溶性IL2 受容体3852U/ml と高値を認め,悪性リンパ腫による高カルシウム血症が疑われ転院となる.転院後に腋窩リンパ節腫大が出現し,生検の結果,びまん性大細胞性B 細胞リンパ腫の診断となる.ステロイド加療を開始となるも肺胞出血にて亡くなられた.
【考察】腫瘍随伴性の症候性高カルシウム血症に対して緊急透析を施行した一例を経験した.非ホジキンリンパ腫による高カルシウム血症の報告は稀であり,若干の文献的考察を加え報告する.

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