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開催回
第62回・2017年・横浜
 

発熱性好中球減少症を呈した透析患者の検討

演題番号 : P-3-490

黒河内 新:1、中谷 英章:1、徳山 博文:1、林 松彦:2、脇野 修:1、伊藤 裕:1

1:慶應義塾大学医学部内科腎臓内分泌代謝科、2:慶應義塾大学医学部血液浄化・透析センター

 

【背景】透析患者は薬剤性血球減少をきたしやすい.今回抗血小板薬2 剤併用(DAPT)投与開始後に血球減少を呈した維持透析患者を経験した.
【症例1】74 歳男性.透析困難症,慢性心不全で入院し#7 の75% 狭窄病変に対しPCI 施行しDAPT を開始した.25 日目後に無顆粒球症を認めた.クロピドグレルからプラスグレルに変更し血球数は立ち上がり始めたが発熱性好中球減少症(FN)を呈しG-CSF,PIPC/TAZ,VCM にて加療した.その後,再度血球減少が起こりミアンセリン,VCM が被疑薬として疑われ,G-CSF,AZT にて加療した.
【症例2】68 歳男性.2012 年DES 挿入後DAPT を開始され,その後汎血球減少をきたし,クロピドグレルからシロスタゾールへ変更された.2016 年6 月無顆粒球症を呈し被疑薬としてミアンセリンが疑われた.FN を来たしG-CSF,CPFX,AZT にて加療した.
【考察】2 症例ともDAPT 投与後再度ミアンセリンが被疑薬と疑われる汎血球減少を呈し共通の病態が示唆された.

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