演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

臨床的に特発性血小板減少性紫斑病(ITP)と診断した透析患者の一例

演題番号 : P-3-489

崔 賢姫:1、奥 哲治:1、戸島 範之:1、高桑 章太郎:1、飯田 禎人:1、小西 真樹子:1、土岐 徳義:1、九鬼 隆家:1、紀平 裕美:1、羽田 学:1、西尾 康英:1

1:東京都立多摩総合医療センター腎臓内科

 

【症例】83 歳女性
【経過】長期留置カテーテルで維持透析中発熱・悪寒戦慄を認め,カテーテルを抜去しVancomycin を投与したが,0.2 万/μL の血小板減少を認めたため当院へ転院.薬剤性血小板減少を疑い抗菌薬を変更し3 日間血小板輸血を施行したが,血小板数の改善を認めなかった.各種検査の結果鑑別疾患としてITP と考えた.転院4 日目に肺胞出血を発症し人工呼吸管理とした.早急なITP 治療が必要と判断して同日ステロイドパルスとIVIg を施行.その後速やかに血小板数は上昇し全身状態は安定した.結果,治療開始と同時に施行した骨髄生検でははっきりしなかったが,臨床的にITP と診断した.
【考察】血小板減少において薬剤性血小板減少の頻度が高いが,別病態の鑑別も必要である.文献的考察を加え報告する.

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