演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

血液透析患者の胸水原発B細胞性悪性リンパ腫に対して減量R-CHOP療法を施行した一例

演題番号 : P-3-486

土屋 洋平:1、井上 暖:1、岩崎 千尋:1、臼井 亮介:1、松上 桂子:1、児玉 聖子:2、浅野 千尋:2、増田 達彦:2、鬼塚 史朗:3、小池 美菜子:1

1:東京女子医科大学附属八千代医療センター腎臓内科、2:東京女子医科大学附属八千代医療センター血液・腫瘍内科、3:みはま病院泌尿器科

 

【症例】66 歳男性.糖尿病性腎症による腎不全で,透析歴4 年2 か月.1 ヶ月前からの呼吸困難感,咳嗽あり,片側性の胸水貯留を認めた.胸水よりCD19,CD20,SmIg-λ 陽性の細胞集団を認め,画像所見上他に有意な病変はなく,胸水原発B 細胞性悪性リンパ腫と診断した.減量R-CHOP 療法(CHOP 療法はビンクリスチンを除き50% 量で施行)を計5 コース施行したが,全身倦怠感や骨髄抑制強く,これ以上の追加治療は困難と判断し,以降は経過観察とした.半年後の現在も他院にて維持透析を継続している.
【考察】透析患者の悪性腫瘍の中で,リンパ腫などの造血器悪性腫瘍は稀である.報告例少なく,透析患者の悪性リンパ腫の治療に際して,明確なプロトコールは存在しない.過去の報告と合わせて,抗癌剤の使用方法や投与量,予後について検討する.

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