演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

維持透析患者における持続性選択的DPP-4阻害剤の使用経験

演題番号 : P-3-429

安部 尚子:1、北村 理恵:1、森田 俊平:1、西庵 良彦:1、宮本 孝:1

1:宮本クリニック

 

【目的】糖尿病治療においては,合併症進展予防と的確な血糖コントロールのために長期にわたり確実な服用を必要とする.しかし,特に透析患者では内服薬剤数が多く,服薬コンプライアンス低下が以前から問題であった.オマリグリプチンは,安定した血中濃度が保たれるため週1 回投与が可能となっている.透析患者での血糖コントロールにおける有用性を検討した.
【方法】対象はいずれも糖尿病性腎症由来の慢性腎不全のため維持透析施行中である当院透析患者6 名である.以前から他の連日服用DPP-4 阻害剤を服用中であった.週1 回透析後にオマリグリプチン12.5mg 服用を開始した.
【結果】血液データ,自覚症状ともに副作用は特に認めていない.また,現時点で明らかな透析前血糖値の上昇は認めていない.
【考察】内服薬数の多い糖尿病患者に対して,持続的DPP-4 阻害剤への切り替えにより,服薬コンプライアンス向上とより良好な血糖コントロールが期待できる.さらに長期にわたり観察を続け,GA 値を含め長期データ,安全性などを検討していきたい.

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