演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

リラグルチドは糖尿病性腎症の進展抑制効果あり~新しい解析法でDPP4と比較検討~

演題番号 : P-3-428

李 源台:1、金井 英俊:2

1:(医)りい内科クリニック糖尿病内科、2:(社)平成紫川会小倉記念病院腎臓内科

 

【目的】リラグルチド(ビクトーザ)の糖尿病性腎症の進展阻止効果をDPP4 と比較検討した.透析施設と共同して新しい一般線型モデルGLM 法で解析した.
【方法】糖尿病患者35 名(男21 女14,年齢64.6±13.5 歳)を対象としてGLP1 製剤ビクトーザ(V 群)投与15 例,DPP4 製剤リナグリプチン(L 群)投与20 例について投与前後2 年,計4 年間のGFR を比較検討した.約半年間ずつ複数回のGFR 値を平均し,平均値を代表値とした.さらにGFR75ml/min・1.73m2 をカットオフとして2 群に細別し比較検討した.
【結果】統計はSPSS のGLM に依った.GFR 代表値75 以下群でV 群代表値前値54.0±14.9(M±SD) から投与後GFR 代表値54.8±11.2 → 54.8±11.2 → 53.8±7.6 → 55.1±12.4 であった.L 群は61.1±7.2 → 61.4 → 61.8 → 61.2 であった.GLM 解析でMauchly の球面性検定有意であった.GFR75 以下の場合で,V 群はL 群よりも有意にGFR の改善効果を認めた.
【まとめ】4 年の長期観察でビクトーザはリナグリプチンより有意のGFR 改善効果を認めた.

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