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開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析患者におけるSaxagliptinとMitiglinidの有効性の比較

演題番号 : P-3-427

大辻 弘朗:1,2、片山 安奈:2、麦島 康司:2、大塚 祐介:2、住 祐一郎:2、大塚 智之:2、酒井 行直:1,2、鶴岡 秀一:1

1:日本医科大学付属病院腎臓内科、2:日本医科大学武蔵小杉病院腎臓内科

 

【目的】背景透析患者に推奨される経口糖尿病薬は極めて少ない.Saxagliptin はその強い効果と長い作用時間で知られており,今回我々はSaxagliptin とMitiglinid の有効性を比較した.
【方法】我々は,41 例のインスリンを使用していない糖尿病合併血液透析患者を対象に6 か月間の非盲検,前向き観察研究を行った.評価項目はHbA1c とGA の変化で及び貧血関連指標であった.
【結果】HbA1c とGA 値は,両群に有意差を認めなかった.しかし,GA については回帰直線の傾きの比較では有意にSaxagliptin グループが低かった.DA 用量における有意な変化がなかったが,Saxagliptin グループのDA 用量は有意に減少した.さらにERI の回帰直線の勾配も有意差を示した.
【結論】本研究はSaxagliptin が血糖管理でMitiglinid より劣っていないことを示した.サキサグリプチンは,Mitiglinid と比較して鉄の生物学的利用能を改善する可能性がある.

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