演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

血液透析中の経皮酸素分圧と循環動態の検討

演題番号 : P-3-222

川岸 拓馬:1、山田 隆裕:1、室市 秀久:1、堀米 慎吾:1、津田 圭一:1、元木 康裕:1、吉原 克則:1、二瓶 大:2、相川 厚:2、酒井 謙:2

1:東邦大学医療センター大森病院臨床工学部、2:東邦大学医療センター大森病院腎センター

 

【目的】tcpO2 が血液透析中の循環動態の指標となりうるか有用性を検討した.
【方法】対象は慢性維持透析患者の男性4 名(DM1 名,非DM3 名),平均年齢73.1 歳,平均透析歴7.7 年であった.方法はtcpO2 測定器を両上下肢の4 部位に装着し,入室から返血までtcpO2 を継続的に測定した.またtcpO2 と収縮期血圧(SBP)の変化率を比較検討した.
【結果】tcpO2 の経時的な変化は,SBP が著明な低下を示した2 例では減少を示した.血圧低下症例においてHD 開始時とSBP 低下時の値から変化率を算出し,症例1:tcpO2 右上肢− 48.5%,左上肢(シャント肢)− 33.8%,右下肢− 55.1%,左下肢− 51.3%,SBP − 56.4%,症例2: tcpO2 右上肢(シャント肢)− 24.0%,左上肢− 24.1%,右下肢+7.4%,左下肢− 20.0%,SBP − 63.2% であった.
【まとめ】tcpO2 がHD 中の循環動態の指標となりうる可能性が考えられたが,SBP が安定非安定の各2 症例と少数での検討のため,さらなる比較検討を行っていきたい.

前へ戻る