演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

局所混合血酸素飽和度による下肢血流の評価

演題番号 : P-3-218

本間 成亮:1、内山 陽介:1、山田 紀昭:1、宮城 盛淳:2

1:済生会横浜市東部病院臨床工学部、2:済生会横浜市東部病院腎臓内科

 

【背景】糖尿病性腎症を原疾患とする透析患者の多くは重症下肢虚血を合併し,慢性的な疼痛を訴えている.透析中には疼痛が増す患者も多くみられ,鎮痛剤の使用・除水の停止による疼痛コントロールを余儀なくされる.透析中の下肢虚血と疼痛出現との原因や関連性を明らかにすることで,予防的措置が可能となってくる.
【目的】COVIDIEN 製無侵襲混合血酸素飽和度監視システム(以下INVOS)で測定した局所混合血酸素飽和度(以下rSO2)が下肢血流の評価に有用か確認することを目的とする.
【方法】下肢病変のない20 名を対象としINVOS を使用し足背部のrSO2 を測定した.rSO2 は,長座位安静状態と駆血により疑似虚血を起こした状態で測定し,変化率と反応時間を比較した.
【結果】長座位安静状態と比べて疑似虚血状態ではrSO2 の値が平均10%低下していた.
【考察】結果よりINVOS は下肢虚血の連続的な評価に有用であると考えられる.また,INVOS は低侵襲にrSO2 の値を算出できることから,下肢の虚血を合併している透析患者の血流評価が可能であると示唆された.

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