演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

回路内凝固の進展を模擬するための凝固塊発生装置と血流音変化のモニタリング

演題番号 : P-3-215

佐藤 敏夫:1,2、塩田 卓也:2、山内 忍:1、本橋 由香:1、阿岸 鉄三:1

1:桐蔭横浜大学医用工学部臨床工学科、2:桐蔭横浜大学大学院工学研究科医用工学専攻

 

【目的】我々は,血液凝固に伴う血流音の変化に注目し,生体音分析装置を用いて,専属的かつ定量的に血液凝固を検出する方法について検討した.
【方法】静脈側エアトラップチャンバの濾過フィルタの周辺でポリビニルアルコールとホウ酸の架橋反応を電気的に起こすことで,回路内圧が徐々に上昇していく凝固過程を模擬した.静脈側エアトラップチャンバとポンプセグメント部にセンサを装着した血液回路に模擬血液を循環させ,血流音を取得し,ウェーブレット変換による時間- 周波数解析を行った.測定した血流音データから正規化相互相関係数Rを算出することで,血流音の経時変化をR の変化として定量的に評価した.
【結果及び考察】濾過フィルタ周辺の印加電圧を調整することで,血液凝固完了までの時間をコントロールすることができた.また,ポンプセグメント部と比較した結果,静脈側エアトラップチャンバでは,血液凝固の進展に伴って,R 値が小さくなることが確認できた.

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