演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

当院における認知機能評価と睡眠障害との関係性

演題番号 : P-2-703

山口 由紀:1、白井 美千代:1、丸山 祐子:1、澤瀬 健次:1、原田 孝司:1、舩越 哲:1

1:(医)衆和会長崎腎病院

 

【背景・目的】認知症を有する患者には睡眠障害が多いという報告があるが,透析患者における報告は少ない.今回,高齢外来透析患者に対し,Mini Mentaru-State examination(MMSE)に加えて,睡眠障害の有病率(睡眠障害)の調査を行う.
【方法】当院血液外来患者65 才以上で100 名対象に,聞き取りでMMSE と睡眠調査(アテネ不眠尺度)を行い,その他の因子との関連性についても調査する.
【結果】MMSE スコアと睡眠障害の相関は,糖尿病透析患者において見られた.また,糖尿病患者について分析すると,グルコアルブミン(GA)と睡眠障害に弱い相関が見られた.一方,睡眠障害を有する患者では睡眠導入剤の内服率が有意に高い結果となった.
【考察】認知症と睡眠障害の関連が,糖尿病透析患者において示唆された.糖尿病を合併する患者においては,脳血管性に加えて血糖の変動が関連している可能性がある.また,睡眠障害に対する睡眠導入剤の使用が認知機能障害に影響している可能性もあり今後慎重に検討すべき問題と思われた.

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