演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

CKD total careとして腎性貧血を検討する

演題番号 : P-2-702

小坂 志保:1、仲宮 優子:2、野口 文乃:3

1:上智大学、2:水戸医療センター、3:北里大学病院

 

【目的】CKD 全期において腎性貧血は心腎連関などの病態への影響のみならず,QOL にも大きく影響を及ぼす.そこで,CKD total careとして管理・ケアのあり方について検討することを目的とする.
【方法】腎不全医療に携わる多施設コメディカルが腎性貧血に関する3 つのテーマ:「説明方法」「チームアプローチ」「患者が行う貧血管理」についてWorldcafe を用いて検討した.
【結果】「説明方法」では,心腎連関や多臓器合併症予防の為のセルフモニタリングの説明やESA 製剤使用時の社会保障の手続きが挙げられた.「チームアプローチ」では,CE による透析時の残血チェック,栄養士による栄養評価,看護師による生活/ 経済状況の把握が挙げられた.「患者が行う貧血管理」では,具体的な自覚症状の指導や食事評価/ サプリの紹介等が挙げられた.
【結論】CKD 全期を通して患者の関心は貧血よりも腎機能に傾いており,それは医療者の知識不足も影響していると考えられる.CKD total care としての貧血管理ではCKDstage に沿った多職種の具体的介入が必須であることが明らかになった.

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