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当院におけるPADに対するABI、SPPの検討 演題番号 : P-2-568 林 瑠衣子:1、高取 優二:1、磯田 洋:1、藤原 久子:1、藤原 恒太郎:1 1:(医)里仁会興生総合病院内科
【目的】当院では平成28 年より透析患者のPAD 管理にABI,SPP を測定した.今回それぞれの検査の有用性につき統計学的検討を行う.
【方法】対象:当院維持透析患者98 名(糖尿病48 名,非糖尿病50 名),190 肢についてABI,SPP につき統計学的検討を行った. 【結果】ABI とSPP の値は相関係数0.417 で有意な相関(P < 0.001)を認めた.SPP 40 未満かつABI 0.9 未満をカットオフとすると有病率は4.3%であったが,SPP 50 未満かつABI 1.0 未満をカットオフとすると有病率は14.3%であった.またSPP のみ満たす症例9.5%,ABI のみ満たす症例22.2%とそれぞれの検査により有病率は異なった. 【結語】PAD の診断に際しSPP,ABI の結果を組み合わせることが診断率向上に有用であると考えられる. |
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