演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

SPP透析前後変動率の検討

演題番号 : P-2-564

石川 雄一:1、雨宮 伸幸:2、新城 安奈:1、森田 貴仁:1、宮川 竜之介:1、三品 拓也:1、村松 博史:1、杉浦 秀和:2

1:埼玉県済生会栗橋病院臨床工学科、2:埼玉県済生会栗橋病院腎臓内科

 

【目的】当院ではSPP とABI/PWV を用いて下肢虚血の検査を行っている.今回,透析前後におけるSPP に差が生じる報告があることからSPP 透析前後変動率(以下,SPP 変動率)を算出し,これに影響を及ぼす因子について検討した.
【対象】維持透析患者39 名78 肢(男性25 名女性14 名,平均年齢68.4 歳,平均透析年数14.0 年).
【方法】透析開始直後,透析終了直前にSPP と血圧を測定し,変動率を算出.ABI は1 年以内の直近値を用いた.
【結果】(1)収縮期血圧の変動率とSPP 変動率は中等度の相関を認めた(r=0.43,p < 0.01).(2)DM 群と非DM 群においてSPP 変動率に有意な差は認めなかった.(3)ABI とSPP 変動率に関連は認めなかった.
【考察】透析中の血圧変動が下肢血流に影響することが考えられた.より下肢虚血を反映する測定タイミングを検討したい.またDM やABI との関連はみられなかったが,PAD やCLI を有する透析患者では特に,血圧管理が下肢の予後に影響することも考えられ,透析中の血圧管理もリスク抑制に寄与する可能性がある.

前へ戻る