演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

当院の高齢透析患者におけるBMI正常群の栄養状態の検討

演題番号 : P-2-525

眞井 佳子:1、國清 未知子:1、高須 伸治:1

1:(医)伸寿会高須クリニック

 

【目的】透析患者のBMI の低値は死亡リスクを上げると言われているが,当院の検討で高齢患者ではBMI 正常群でも栄養障害のあるものが存在した.その背景について検討した.
【対象・方法】65 歳以上の外来透析患者で透析導入後1 年以上を経過した117 名のうちBMI 正常群(BMI ≧ 20)80 名を栄養障害あり群(MIS ≧ 6)22 名,なし群(MIS < 6)58 名に分類し,2 群間でのAlb,Hb,Cr,GNRI,nPCR,BMI,体組成について比較検討した.
【結果】Alb はあり群3.2±0.5,なし群3.6±0.3,Cr はあり群9.0±2.1,なし群10.5±0.9 とあり群が有意に低値.GNRI はあり群88.5±6.8,なし群95.1±4.0 とあり群が有意に低値.nPCR はあり群0.75±0.13,なし群0.80±0.14 とあり群が有意に低値.BMI は有意差はみられなかったが,体組成ではあり群はなし群に比して骨格筋量,除脂肪量は有意に低値,浮腫率は有意に高値であった.
【考察】高齢透析患者はBMI ≧ 20 でも筋肉量が少なく栄養障害のみられるものは,食事内容を調査し,栄養障害を進行させないよう栄養介入を行うことが重要であると考える.

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