演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

維持透析患者のPhase Angleと%CGRに関する検討

演題番号 : P-2-524

野村 祐介:1、佐藤 竜二:1、藤原 繁彦:1、溝渕 剛士:1、溝渕 正行:1、椿原 美治:2

1:(医)恵仁会三島外科胃腸クリニック透析センター、2:滋慶医療科学大学院大学

 

【目的】Phase Angle と%CGR をはじめとする各種栄養指標との関連性と,DM/ 非DM 間で比較検討した.
【対象・方法】2 年以上の維持透析患者100 名.年齢中央値:68 歳,透析期間:77 カ月,男/ 女:67/33,DM/ 非DM:34/66.体成分分析はIn Body S10 を使用した.
【結果】Phase Angle はnPCR(r=0.45,P < 0.001),%CGR(r=0.33,P=0.001),Alb(r=0.32,P=0.001),GNRI(r=0.38,P < 0.001)と相関が認められた.重回帰分析では%CGR は Phase Angle と最も関連性が強いことが示された. またDM 群で%CGR(DM v.s. 非DM:93.6±22.4% v.s. 108.1±16.7%,P=0.002),Phase Angle(4.1±1.0° v.s.4.7±0.9°,P=0.007)は有意に低値であったが,筋肉量(36.4±6.7kg v.s.37.2±7.3kg,P=0.608)に差はみられなかった.
【結語】DM 患者では筋肉量に差はないが,Phase Angle および%CGR は有意に低値であった結果からPhase Angle が筋肉の質を反映し,クレアチン含有の減少を含めた筋細胞の変性が%CGR 低下の要因であると考えられた.

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