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開催回
第62回・2017年・横浜
 

排液を採取せずに腹膜透析(PD)患者のPCRを推定する方法の検討

演題番号 : P-2-523

山尾 尚子:1、菅野 丈夫:3、玉木 大輔:1、島居 美幸:4、長谷川 毅:2、吉村 吾志夫:2,5、小岩 文彦:2

1:昭和大学藤が丘病院栄養科、2:昭和大学藤が丘病院腎臓内科、3:昭和大学病院栄養科、4:昭和大学大学院保健医療学研究科、5:新横浜第一クリニック

 

【目的】PD において排液を採取せずにPCR を推定する方法を検討した.
【対象】当院通院中で安定してPD を実施している患者14 名(性別:男性10 名,女性4 名).年齢61±13(mean±SD)歳,PD 歴2.9±1.5年,尿量911±540mL/ 日.血液透析併用患者,APD 患者は除外した.
【方法】総排液量と血清尿素窒素(UN)からPD 排液中のUN 排泄量を推定し,尿中UN 排泄量を加味してRanderson の式でPCR を算出した(採血蓄尿PCR).また,蓄尿を加味しないPCR(採血PCR)も算出した.PD 排液と蓄尿を用いる従来の方法で算出したPCR(従来PCR)を基準とし,採血蓄尿PCR,採血PCR の相関をそれぞれ検討した.
【結果】採血蓄尿PCR は従来PCR と強い相関を認めた(r=0.9747,p <0.0001). 一方, 採血PCR は相関を認めなかった(r=0.2204,p=0.4490).
【結論】CAPD 患者において,24 時間PD 排液を採取しなくとも,総排液量,SUN,蓄尿からPCR を推定できることが示唆された.

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