演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

血液透析患者における蛋白栄養指標と筋肉量の関連性についての検討

演題番号 : P-2-521

甲斐 弘樹:1、大塚 紹:1、岩波 将平:1、内田 恭正:1、西田 啓子:1、森田 裕貴:1、中野 薫:2、甲斐田 裕介:2、杉 健三:3

1:杉循環器科内科病院医療機器管理室、2:杉循環器科内科病院腎臓内科、3:杉循環器科内科病院循環器内科

 

【背景】血液透析患者において筋肉量が生命予後を左右することが報告され,腎リハビリテーションの概念が着目されている.腎リハビリテーションの1 つに食事療法があり,蛋白栄養状態の改善が必要である.我々は蛋白栄養指標と筋肉量や運動能力の関連について評価した.
【方法】血液透析患者20 名において蛋白栄養指標(nPCR,%CGR,血清Alb)とBIA 法で測定した筋肉量や骨格筋指数(SMI),また,運動能力(握力,10MWT)との関連を検討した.
【結果】%CGR・nPCR と筋肉量,SMI は正の相関にあったが,筋肉量・SMI とAlb に関連は認めなかった.nPCR は10MWT と負の相関を認めた.
【考察】%CGR,nPCR が高いと筋肉量・SMI も高いことがわかった.Alb が筋肉量,SMI と相関を認めなかったことは,透析による喪失で蛋白摂取量を十分反映していない可能性が考えられた.nPCR と10MWT にも相関があり蛋白栄養摂取の改善は筋肉量のみでなく運動能力の保持にも関与する可能性が示唆された.

前へ戻る