演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

Endoscopic retrograde cholangiopancreatography (ERCP)後の急性膵炎・重症感染症にPlasma exchange with dialysis (PED) を実施し救命し得た一例

演題番号 : P-2-433

鍵谷 真希:1、戸川 卓哉:1、小松 剛士:1、折田 智宏:1、有家 礼次:1、平野 一:1、能見 勇人:1、梅垣 修:2、東 治人:1

1:大阪医科大学附属病院血液浄化センター、2:同集中治療部

 

【症例】50 歳代女性.ERCP 後膵炎で蛋白分解酵素阻害薬動注療法にても改善せず,炎症性サイトカイン除去と肝不全進行予防目的にPED を施行.コンソールはクラレ社製KM8700EX,抗凝固剤ナファモスタット30mg/ 時,使用フィルターEC2A10.補充液は新鮮凍結血漿,透析液はサブラッドを使用,Qb100ml/ 分,Qf 0.26L/ 時.Qd2.5L/ 時.除水無しでPED を7 時間実施後,続いて同回路を使用しCHDF 実施.CHDF は開始16 時間後に回路内凝血で終了も,他に血圧低下や低アルブミン血症など副作用は無し(低アルブミン予防のために6 時間毎に20% アルブミン50ml を1 本補充).PED+CHDF 後,発熱と炎症所見は速やかに改善した.ERCP 後膵炎は致死率30% との報告もあるが,その後も再増悪なく軽快退院.
【まとめ】PED はCHDF の器材を使用して,血漿交換と血液透析濾過の双方を回路交換なく簡便かつ効果的に実施でき有用と思われた.

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