演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

難治性腹水、低アルブミン血症に伴う透析困難症に対し腹水濾過濃縮再静注法(CART)を施行した多発性嚢胞腎の1例

演題番号 : P-2-417

平良 浩菜:1、渡嘉敷 かおり:2、砂川 祥頌:1、普久原 智里:1、許田 久美子:1、新里 勇樹:1、宮城 剛志:1、大城 菜々子:2、大城 譲:2、新城 哲治:2、照屋 尚:2、渡久山 博也:2、宮城 信雄:2、古波蔵 健太郎:1,3、大屋 祐輔:1

1:琉球大学大学院医学研究科循環器・腎臓・神経内科学、2:沖縄第一病院、3:琉球大学医学部附属病院血液浄化療法部

 

【症例】78 歳男性.多発性嚢胞腎による末期腎不全で22 年間血液透析を行っている.徐々に両側の多発性嚢胞腎が巨大化し,腹部膨満感と食思不振が出現.両側腎動脈塞栓術が行われ徐々に両腎サイズは縮小を認めたが食思不振に伴う低栄養状態が遷延し,著明な腹水貯留を来した.アルブミン点滴併用にもかかわらず透析時に血圧低下を来し,透析困難症となった.腹水貯留に対し腹水濾過濃縮再静注法(CART)を施行した後は,腹水のコントロール良好で食思は改善した.腹部膨満感の解消によりADL も改善し,全身状態の改善につながった.
【考察】維持透析中の難治性の非炎症性腹水に対してCART はADLや栄養状態の改善に有効な選択肢になり得る可能性がある.

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