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開催回
第62回・2017年・横浜
 

末梢血幹細胞採取(PBSCH)におけるバスキュラーアクセスの検討

演題番号 : P-2-412

松岡 諒:1、安部 翔:1、榊 愛子:1、大舘 孝幸:1、嶋中 公夫:1、小林 高久:2、齋藤 修:2、長田 太助:2

1:自治医科大学附属病院臨床工学部、2:自治医科大学腎臓内科

 

【背景】末梢血幹細胞採取(PBSCH)の際,十分な血流を安定して確保するために,バスキュラーアクセス(VA)の適切な選択が必要である.VA の相違による採取効率と安全性を検討した.
【対象と方法】2015 年7 月以降に当院でPBSCH を施行した成人61 例(年齢53±15, 男/ 女39:22)を対象とした.VA に両肘正中皮静脈を用い17 ゲージ穿刺針を使用したA 群(41 例)と中心静脈カテーテル(CVC)7Fr を使用したB 群(20 例)を後ろ向きに比較し,採取効率,圧異常による条件設定の変更件数,穿刺に伴う有害事象を比較した.
【結果】採取効率では単位時間当たりの処理量において,A 群がB 群に比べ有意に高かった(P < 0.05).脱血圧異常はA 群でみられなかったのに対しB 群では5 例(25%)でみられた.返血圧異常もA 群は3 例(7%)のみでみられ,B 群3 例(15%)に比し低頻度であった.穿刺に伴う有害事象はいずれも認めなかった.
【考察】PBSCH のVA の選択は両肘静脈が第1 選択であり安全に十分な血流確保ができることが示唆された.

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