演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

レジオネラ肺炎の発症早期にPMX-DHPを行い重症化を免れた1例

演題番号 : P-2-411

坂東 和香:1、森本 耕吉:1、齊藤 弥束:1、前田 麻実:1、荒川 健一:2、西尾 和三:2、小林 絵美:3、滝本 千恵:1

1:川崎市立井田病院腎臓内科、2:東京都済生会中央病院腎臓内科、3:川崎市立井田病院呼吸器内科

 

【症例】49 歳男性
入院1 週間前から発熱,倦怠感を認め,通勤中に意識障害(JCS I-3)のため当院に救急搬送された.右大葉性肺炎を来たしており,酸素化不良(室内気SpO2 88%),CK 8213 IU/L,Cr 3.22 mg/dl と横紋筋融解症による急性腎障害も合併していた.A − DROP SCORE 3 点の重症肺炎としてICU に入室.レジオネラ尿中抗原が陽性でありLVFX + AZM にて加療を開始するも改善傾向なく,重症化の恐れがあり同日よりPMX-DHP,CHDF を開始した.PMX 開始後1 時間で+ 20mmHg の血圧上昇を認めた.その後,全身状態回復,レジオネラ肺炎,腎機能障害ともに改善傾向となり,経過良好で入院17日目に退院.
【まとめ】本例はレジオネラ肺炎の発症早期にPMX-DHP を行い重症化を回避し得た1 例である.発症早期におけるPMX-f を用いたエンドトキシン吸着療法の有効性は一定の評価を得ており,更にCHDFを併用したことが本症例において病状回復に寄与したものと思われる.

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