演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

間質性肺炎の急性増悪に対するPMX-DHPを施行した3症例の治療効果の検討

演題番号 : P-2-410

竹内 稔:1、秋田 憲志:2、市原 詩恵:3、白澤 祐一:3、菅 憲広:3

1:名古屋市立西部医療センター臨床工学室、2:名古屋市立西部医療センター呼吸器内科、3:名古屋市立西部医療センター腎臓・透析内科

 

【目的】PMX-DHP(PMX)を用いた間質性肺炎(IP)への治療が酸素化の改善に有効と報告されている.当院でのIP 急性増悪症例に対し,PMX 施行3 症例の治療効果の検討を行った.
【症例と経過】(1)56 歳男性,肺腺癌,放射線治療後肺炎,糖尿病,(2)72 歳女性,肺繊維症,糖尿病,(3)69 歳男性,右下葉原発肺癌,陽子線治療後肺炎.3 症例とも従来治療の経過中発症したIP 急性増悪に対してPMX を施行した.平均施行時間は5.3 時間,平均回数は2 回.PMX 施行前の平均P/F 値115.7 は,施行後に237 と改善が見られた.しかし2 回目施行後,数日で酸素化は再悪化し平均16.3 日後に死亡確認となった.
【考察】早期のPMX 導入でIP 急性増悪の治療効果を改善する報告が多い.PMX は施行回数の制限があり,また治療効果の継続が難しい.各科連携し治療開始のタイミングや,従来治療に加え炎症性物質の除去の報告があるPMMA-CHDF などを組み合わせた継続可能な治療法の検討が必要と考えられた.

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