演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

カーボスターによるA粉末自動溶解装置のホッパー壁面への影響

演題番号 : P-2-304

中村 素子:1、森下 恵介:1、小楠 慎:1、松下 武史:1、田中 公美:1、増田 賢人:1、桐山 翔二:1、深川 瑞穂:1、畦倉 久紀:1

1:さなるサンクリニック

 

【目的】当院では平成28 年7 月より透析液をカーボスターP へ変更した.使用1 週間後ニプロ社製A 粉末自動溶解装置NPS-50AH の定期清掃時にホッパー上部壁面に白色染みと少量の茶色塊が見られた.この現象の原因とその後の対策経過について報告する.
【方法】付着物質をメーカーに成分分析調査を依頼した.湿度管理が重要として湿度40%以下に維持し,ホッパー内の週1 回清拭時に壁面の染みの状態と付着物の経過を観察した.
【結果及び考察】茶色塊はA 剤由来成分と壁面ステンレス腐食成分が混じっており,白色染みは壁面の腐食等による微細な傷と推定された.原因はA 剤がホッパーに入り使用中に外気の湿度で吸湿し,壁面上部に付着しその付近が腐食したものと思われた.機械室の湿度を低く維持した定期的観察では,茶色塊は消失したが,白色染みはやや拡大傾向にある.カーボスター自体の特性とホッパー壁面の腐食耐性によると考えられ,今後清拭管理で注意深く観察を続けたい.

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