演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

PD継続期間に影響を与える因子の検討

演題番号 : P-2-200

吉原 真由美:1、小原 史生:1、鈴木 勝雄:2

1:函館五稜郭病院、2:五稜郭ネフロクリニック

 

【目的】PD の継続期間に影響を与える因子を明らかにすること.
【方法】2006 年1 月1 日~2016 年12 月31 日の間に当院でPD を導入した150 名を対象とし,導入時の年齢・血清Alb 値・血清Cr 値・尿蛋白量,原疾患,腹膜炎回数,離脱原因につき調査しPD 継続期間に影響を与える因子を検討した.
【結果】対象150 名の平均年齢は58.59±12.38 歳,原疾患は39.3%がDM,36.0%がCGN であった.65 歳以上の高齢者群とそれ以下の若年者群ではPD 継続期間は高齢者群で有意に短かった(35.30±3.14vs.48.30±3.37 月,p = 0.0098).導入時血清Alb ≧ 3mg/dL の高Alb 群とそれ以下の低Alb 群で比較すると低Alb 群で有意にPD 継続期間が短かった(47.73±3.17vs.34.42±4.16 月,p = 0.0194).高Alb群と低Alb 群で年齢,尿蛋白量,原疾患に有意差は認めなかった.導入時の尿蛋白量・血清Cr 値,原疾患,腹膜炎回数はPD 継続期間とは有意な関連を認めなかった.
【考察】PD の中長期継続期間に影響を与える因子は明らかにはされていない.導入時血清Alb 値はその患者のPD 継続期間を予想する因子となる可能性があると考えられた.

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