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開催回
第62回・2017年・横浜
 

腹膜透析における食塩味覚に影響する因子の検討

演題番号 : P-2-197

鳥越 健太:1、小畑 陽子:1、鳥越 未来:1,2、岡 哲:1、太田 祐樹:1、北村 峰昭:1,2、廣瀬 弥幸:1、浦松 正:1、西野 友哉:1

1:長崎大学病院腎臓内科、2:長崎大学病院血液浄化療法部

 

【背景】腎機能障害を有する患者では食塩味覚閾値の上昇が報告されており,塩分過多に関連する可能性がある.今回,腹膜透析患者を対象として食塩味覚閾値及び影響する因子について検討を行った.
【方法】2015 年10 月~2016 年12 月に当科外来で腹膜透析を施行中の21 例に対して食塩味覚閾値判定濾紙ソルセイブ(NaCl 含有量: 0.6,0.8,1.0,1.2,1.4,1.6mg/cm2)による食塩味覚閾値の評価を行った.食塩味覚閾値と各種因子の相関関係をスピアマンの順位相関分析を用いて解析した.
【結果】平均年齢63.8±14.7 歳,腹膜透析期間37.1±25.8 ヵ月,男性9名,女性12 名であり,食塩味覚閾値が検査上限以上であった症例は13/21 例(61.9%)であった.食塩味覚閾値と相関のある因子として,血清β2MG,血清フェリチン,トランスフェリン飽和度が正の相関を,1 日尿量と腎KT/V が負の相関を認めた.
【結論】腹膜透析患者において食塩味覚閾値は上昇しており,残腎機能低下との関連が示唆された.

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