演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

Ventricular assist device使用中に内シャント作成、血液透析導入を行った一例

演題番号 : P-2-104

松本 あゆみ:1、三隅 祐輔:2、堂前 圭太郎:2、部坂 篤:1、山口 慧:1、坂口 悠介:1、水井 理之:1、戸田 宏一:2、澤 芳樹:2、猪阪 善隆:1

1:大阪大学医学部附属病院腎臓内科、2:大阪大学医学部附属病院心臓血管外科

 

【症例】36 歳,男性.急性冠症候群による心原性ショックのため当院に緊急入院となった.入院時,腎機能低下(Cre 4.05mg/dl)を認め,画像所見および家族歴から常染色体優性多発性嚢胞腎と診断した.経皮的冠動脈形成術,冠動脈バイパス術を施行し,循環動態保持のためVentricular assist device( VAD)を導入するも,急性腎障害を合併し,乏尿となった.体液管理目的に持続血液濾過透析を行い,徐々に循環動態は安定し,週3 回の間欠的血液透析に移行した.心負荷を考慮しカテーテルでの透析を行っていたが,長期の透析管理が必要と判断し前腕内シャントを作成した.明らかな循環動態の変動や増悪を認めず,治療継続中である.
【考察】重症心不全症例は増加傾向であり長期透析管理を要する症例も今後増加すると考えられる.内シャント作成や間欠的血液透析により循環動態が破綻することがあり,慎重な透析管理が必要である.

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