ポスター
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虚血性心疾患に対するBMIPP心筋シンチグラフィの有用性の検討 演題番号 : P-2-101 岡崎 祐樹:1、加島 秀泰:1、小熊 一輔:1、黒木 慶和:1、桝田 周佳:1、播本 幸司:1、西川 慶一郎:1、西本 憲一:1 1:府中病院
【目的】透析患者の原因疾患の大半を糖尿病性腎症が占める.冠動脈疾患は糖尿病患者に多いとされているが,透析患者での糖尿病合併の有無が冠動脈疾患に及ぼす影響を考察する.
【方法】当院における維持透析患者204 人,のべ272 件のBMIPP 安静心筋シンチグラフィを施行した.うち84 件で心筋虚血が疑われた(陽性率30.9%).心筋虚血が疑われた患者に関して,患者背景,糖尿病合併の有無,冠動脈造影の結果,動脈硬化リスク(Ca・P 積等)などについて比較検討した. 【結果・考察】透析歴,糖尿病合併などは冠動脈疾患のリスク因子であり,心筋シンチグラフィなどによって心筋虚血を検討することは重要と考えられる. |
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