演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析患者の大動脈弁狭窄症周術期のBNPの推移

演題番号 : P-2-098

矢野 隆:1、大野 英昭:1

1:日高病院心臓血管外科

 

【目的・方法】BNP は心不全の病態を鋭敏に反映するマーカーであり広く普及している.大動脈弁狭窄の後負荷を解除後もBNP が下がらない症例を経験することがある.当院の透析(HD)患者大動脈弁狭窄症に対する弁置換術(冠血行再建術などの併施行を含む)30 例の周術期BNP の推移および影響する因子を評価した.BNP を1)術前2)術後(透析前後最小値)に測定した.心エコー検査で術前後の一回拍出量(SV),左室駆出率(EF),大動脈弁口面積(AVA)最大圧較差(pPG)およびドライウェイト(DW)とBNP の変化を検討した.術後BNP/ 術前BNP(BNP 比)と術後DW/ 術前DW(DW 比),術前後SV,術前後EF,AVA およびp PG との関連を検討した.
【結果】術後SV(r =0.441)はBNP 比と相関があった.AVA(r=0.370)および術前SV(r= 0.300)はBNP 比とやや相関があった.
【結語】透析患者のBNP は多因子に影響を受ける中,術後BNP を下げるために十分SVを下げる重症性が示唆された.

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