演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

松阪中央総合病院で感染症のため入院加療を行った血液透析患者の検討

演題番号 : P-1-562

雄谷 剛士:1、冨岡 厚志:1、高田 聡:1、丸山 良夫:1

1:松阪中央総合病院泌尿器科

 

【目的】感染症の治療を目的に入院した血液透析患者の背景について検討した.
【方法】2014 年1 月から2016 年10 月に感染症治療を目的に入院した血液透析患者70 例を対象とし,年齢,透析歴,原疾患,合併症,入院時検査所見,入院日数,感染起因菌,入退院経路などについて検討を行った.
【結果】男性46 例,女性24 例.年齢は中央値70 歳(38-90 歳).透析歴は中央値48 ヶ月(1-440 ヶ月).原疾患は糖尿病性腎症が29 例と最も多く慢性糸球体腎炎が10 例と続いた.入院時主病名は26 例が肺炎,12 例が胆嚢炎,9 例が腸疾患で尿路生殖器感染症が5 例と続いた.入院時に敗血症性ショックを呈していたのは4 例であった.39 例に心血管系合併症,36 例に糖尿病合併があり,5 例にステロイド使用歴があった.入院期間の中央値は15 日(2-371 日)で9 例(12.8%)が死亡した.
【結論】透析通院のため症状発現から診断までの期間が短いため入院時の重症度は決して高くないが,死亡率は10% を超えており感染症が透析患者の予後に強く影響するものと考えられた.

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