演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

シャント肢に化膿性肩関節炎を生じた維持透析患者の2症例

演題番号 : P-1-556

石村 奈々:1、薗村 和宏:1、竹本 令奈:1、岡本 麻:1、辻 恵介:1、藤井 敦子:1、堀内 大介:1、平岡 健児:1、中ノ内 恒如:1、三神 一哉:1、喜馬 崇至:2

1:京都第一赤十字病院腎センター、2:京都第一赤十字病院整形外科

 

【症例1】76 歳男性.透析歴16 年,原疾患は糸球体腎炎.ペースメーカー留置中であった.201X 年9 月にE.faecalis による菌血症を発症,PAPM/BP を投与して改善した.12 月に左肩打撲後,疼痛が持続し,左化膿性肩関節炎と診断された.血液,肩関節穿刺液よりE.faecalisが検出され,洗浄を行ったが術後に血圧低下し,永眠された.
【症例2】81 歳女性.透析歴8 ヶ月,原疾患は糖尿病性腎症.201X 年12 月に右肩痛を自覚し,1 月に右化膿性肩関節炎と診断され,同時期に右上腕AVG 穿刺部より膿汁を認めた.肩関節,AVG 周囲穿刺液よりいずれもMSSA が検出され,洗浄を行い軽快した.
【考察】化膿性肩関節炎は末梢性化膿性関節炎の中で約10% 程度と比較的稀である.易感染宿主に多く発生し,透析患者は高リスク群と言える.関節機能温存及び予後改善のため早期治療介入が重要である.

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