演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

PCPS装着心停止ドナーから施行した献腎移植の一例

演題番号 : P-1-503

岩本 整:1、今野 理:1、木原 優:1、横山 卓剛:1、中村 有紀:1、河地 茂行:1

1:東京医科大学八王子医療センター消化器外科・移植外科

 

【はじめに】今回我々は60 歳代のPecutaneous Cardio-PulmonarySupport (PCPS)装着の心停止ドナーから総阻血時間(TIT)20 時間を超えた献腎移植を経験した.
【症例】ドナーは60 歳代,男性.原疾患は肺塞栓症による心肺停止.就寝中に呼吸苦あり救急車要請.搬送途中に心停止となりCPR 開始.病院到着後,人工呼吸器管理,PCPS 施行し1 時間13 分後心拍再開した.入院時血清Cr は1.29mg/dL.レシピエントは66 歳,男性.原疾患は不明.透析歴は5153 日.既往歴は2006 年1 月にC 型肝硬変に対し娘をドナーとして生体肝移植後である.今回TIT20 時間28分で献腎移植となった.
【考察】PCPS 装着例のドナー適応については問題ないという文献もあるが報告は少ない.また本症例は腎機能障害を認め,TIT が20 時間以上ある症例であったのでグラフトのviability 評価が難しい症例であった.このような症例でも適切に術前評価ができればグラフトは使用可能となる.
【結語】死戦期が長いPCPS 装着心停止ドナーからTIT20 時間を超えた献腎移植を経験した.

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