演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

当院における腎移植後の妊娠の経験

演題番号 : P-1-501

辻村 一馬:1、大田 守仁:1、知念 澄志:1、永山 聖光:2、小禄 雅人:2、西平 守邦:2、潮平 芳樹:2

1:豊見城中央病院外科、2:豊見城中央病院腎臓内科

 

【症例1】36 歳女性,1 型糖尿病に対して脳死下膵腎同時移植を行なった.導入免疫抑制剤として,TAC,MMF,Medrol,basiliximabの投与を行なった.挙児希望があったため移植後2 年経過したところでMMF をAZA に変更.移植後4 年経過し妊娠成立し出産,その後腎機能増悪なく経過している.
【症例2】33 歳女性,ループ腎炎による慢性腎不全に対して血液型適合生体腎移植を行った.導入免疫抑制剤として,TAC,MMF,Medrol,basiliximab,Flow PRA が陽性であったためrituximab の投与を行なった.挙児希望があったためMMF をAZA に変更したところ,子宮外妊娠を契機に腎移植後1 年11 ヶ月に腎機能悪化,腎生検の結果ではTMR の診断.Steroid pulse 後に,サイモグロブリンの投与を行い拒絶は改善.腎機能が安定したところで再度,MMF をAZA に変更した上で,妊娠成立し無事出産.その後はAZA をMMFに戻し,腎機能増悪なく経過している.
【まとめ】今回,腎移植後の妊娠の症例を経験した.若干の文献的考察を行い報告する.

前へ戻る