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開催回
第62回・2017年・横浜
 

腎移植患者の口腔環境~腎移植患者の歯周病リスクについて~

演題番号 : P-1-500

横関 奈々:1、毛利 謙三:1、伊藤 慎一:2、児玉 君子:2、松岡 哲平:3

1:(医社)大誠会サンシャインM&Dクリニック歯科・口腔外科、2:(医社)大誠会サンシャインM&Dクリニック、3:(医社)大誠会

 

【目的】歯周病は感染症である.免疫抑制剤を服用している腎移植患者の口腔内は,歯周病罹患リスクが高い可能性がある.そこで口腔内環境を調査した.
【対象・方法】対象は30 名(男性:24 名,女性:6 名),平均年齢46.1 歳,移植後経過平均117.8 ヶ月であった.口腔内診査を行い,歯周病の罹患状態の評価としてCPITN を調査した.さらに口腔内細菌検査サービス・サリバチェックラボを用いて,歯周病関連菌のP.gingivalis とA.actinomycetemcomitans を測定した.それらの菌比率が0.01% 以上であればリスクが高いと判定した.
【結果】平成23 年度歯科疾患実態調査では,一般成人40 ~45 歳のCPITN コード3 以上(歯周病が中等度以上進行)が25.6% と報告されているが,今回調査した腎移植患者ではCPITN コード3 以上が28名(93.3%)であった.またP.g. 菌比率が0.01% 以上は15 名(50%),A.a. 菌比率が0.01% 以上は皆無であった.
【結論】腎移植患者は歯周病罹患リスクが高い.

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