演題情報

ポスター

開催回
第62回・2017年・横浜
 

腎移植前の抗体除去療法中に敗血症性ショックをきたした腹膜透析患者の1例

演題番号 : P-1-498

川口 真:1、北村 陽典:1、尾島 健一郎:1、河村 一樹:1、冨永 健太:2、田崎 新資:1、伊藤 敬一:1、辻 明:3、淺野 友彦:1

1:防衛医科大学校病院泌尿器科、2:防衛医科大学校病院腎臓内分泌内科、3:防衛医科大学校病院血液浄化療法部

 

【症例】69 歳男性.糖尿病性腎症による末期腎不全のため,2013 年1月よりCAPD を導入された.2016 年6 月,腎移植を希望されて当科へ紹介となった.9 月に,長女をドナーとする血液型適合生体腎移植術を施行予定であったが,術直前のリンパ球クロスマッチが陽性となり,ドナー特異抗体陽性であったため移植延期となった.11 月に再入院し,リツキシマブの投与および術前の抗体除去療法を施行した.
リツキシマブ投与後より食思不振と下痢が続いていたが,整腸剤の投与で経過観察していた.1 回目のDFPP を施行した2 日後に39.7℃の発熱を認め,敗血症性ショックとなり,抗菌薬およびノルアドレナリンの投与とエンドトキシン吸着療法をおこなった.CHDF 管理とし,発熱後5 日目にノルアドレナリン投与を終了した.移植は再延期とし,腹膜透析カテーテルの抜去と内シャントの造設を行い血液透析を導入した.今後生体腎移植術を施行予定である.

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