演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

カフ付きカテーテルの鼠径部留置について

演題番号 : P-1-419

覚知 泰志:1、井上 亮:1、山田 和徳:2、川野 充弘:2、会津 元彦:1

1:石川県済生会金沢病院内科、2:金沢大学大学院医学系研究科臓器機能制御学

 

【目的】長期や高齢透析患者でシャント作成が困難な為にカフ付きカテーテルを挿入せざるをえない患者が増えている.挿入部位として一般的なのは内頸静脈であり,感染や開存の問題から鼠径部は避けられるが,認知症患者には抜去のリスクから鼠径部は有用である.当院におけるカフ付きカテーテル留置症例について検討を行った.
【方法】当院にて鼠径部にカフ付きカテーテルを留置した11 症例を対象とし分析を行った.
【結果】挿入理由としてはシャント作成困難が9 症例,全身状態が悪く再建困難が2 症例,認知症やせん妄合併が7 症例であった.抜去されたのは9 症例で抜去理由は死亡が3 症例,リサイクルが3 症例,シャントを作成できたのが3 症例であった.自己抜去や感染は認めなかった.
【考察】鼠径部留置において,出口部の位置やカテーテル長を工夫することで自己抜去や感染を起こしにくく安全に使用することができると考えられた.
【結論】カフ付きカテーテルの鼠径部留置は選択せざるを得ない症例に有用であると考えられた.

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