演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

当院での10年間のカフ型透析カテーテル使用症例の検討

演題番号 : P-1-418

大川 高生:1、村上 雅章:1、岩谷 裕史:1、山田 龍:1、山本 琢己:1、西尾 治臣:1、伊藤 健太:1、松尾 陽子:1、松尾 研:1、田中 聡:1、森 潔:1、森 典子:1

1:静岡県立総合病院腎臓内科

 

【目的】近年,高齢での透析導入や長期透析患者が全国的に増加しており,全身状態により長期予後が見込めない症例や,認知症による穿刺困難患者へのカフ型透析カテーテル(以下TCC)選択も多くなっている.患者背景に合わせた適切なVA 選択のためTCC 使用例を後方視的に調査した.
【方法】当院で2006 年6 月1 日~2016 年12 月31 日の約10 年間のVA 関連手術1710 件の内,TCC 挿入術を施行した11 例の感染の有無,開存期間,生存期間について調査した.
【結果】男性3 例,年齢73.5±11.5 歳,TCC 挿入までの透析歴88.2±72.0 ヶ月,原疾患は糖尿性腎症が多く7 例であった.6 ヶ月と1 年の開存率はそれぞれ40%,20% と過去の報告より悪い成績であった.6ヶ月と1 年の生存率はそれぞれ78%,26%.TCC 選択理由は全身状態不良および認知症6 例,末期ガン3 例,血管荒廃1 例であった.
【結論】TCC は他のVA より開存率が低く感染率が高い傾向があり,患者状態に合わせたVA 選択が必要と考えられた.

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