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開催回
第62回・2017年・横浜
 

超高齢透析患者のVA管理の工夫~長期留置カテーテル(TCC)の左内頚静脈入れ換え~

演題番号 : P-1-416

三好 秀明:1、松延 華子:1、藤井 博子:1、久保田 孝雄:1

1:自衛隊中央病院腎臓内科

 

【症例】86 歳,女性,体格小
【現病歴】84 歳右内頚静脈からICD 留置,その後右鎖骨下静脈血栓合併.直後に左前腕AVF 作成するも発育せず.85 歳慢性腎不全(原疾患:腎硬化症)で左内頚静脈からTCC(ソフトセル®23cm,12.5Fr)挿入するも高位で留置.脱血不良頻繁から86 歳入れ換え.
【経過】当初慢性DIC 併発から左大腿静脈短期型VA カテ変更使用.血小板低値安定を得た後に,セルジンガー法により左内頚静脈TCCを交換(パリンドロームプレシジョン®28cm14.5Fr)した.この際,大径・長カテへの変更につき,外周に新たな皮下トンネルを作成し,旧カテV 側に刺入したガイドワイヤーを軸により深部右心房適性位置に留置し得た.これより,脱返血が容易で,低返血圧維持を得て長期使用可に至っている.
【考察】超高齢透析患者のVA 選択では,AVF 作成困難からTCC が選択されることも多い.この際に,心疾患や血栓症合併などからTCC の留置にあたっては,より一層の工夫が必要である.

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