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開催回
第62回・2017年・横浜
 

透析患者の2次性副甲状腺機能亢進症(SHPT)抑止へのシナカルセト12.5mg投与例の検討

演題番号 : P-1-391

仲山 實:1

1:与那原中央病院

 

SHPT の治療に,活性型ビタミンD製剤(D3)とシナカルセトの併用を行ったが,今回,シナカルセト12.5mg 製剤使用の検討を行った.
【対象】2015 年9 月から2016 年12 月の15 か月間に,シナカルセト投与を3 か月以上行った19 例の内,静注D3 パルス後にシナカルセト12.5mg を継続したのが11 例(グループA)で,25mg を継続した例が4 例(グループB)だった.
【結果】グループAの10 例(91%)は,平均12.2 か月間,PTH は240ng/dl 以下を保ち,2 例は60ng/dl 以下となった.1 例は300ng/dl以上を繰り返し,静注D3 パルスを行った.また,3 例(27%)が低Ca で一時休薬した.グループBでは,全例静注D3 パルスを必要とした.
【結論】静注D3 パルス後にシナカルセト12.5mg とD3 の継続投与でPTH の再上昇が抑止できる例が存在した.SHPT への早期のシナカルセト12.5mg とD3の投与は,SHPT抑止の戦略になる可能性がある.

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