演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

薬物相互作用の影響によると推測されるシナカルセト不応の1例

演題番号 : P-1-390

松江 良知:1、田中 麻衣子:1、村上 秀一:1、島田 美智子:2、村上 礼一:2

1:(医)三良会村上新町病院薬剤部、2:弘前大学大学院医学研究科循環器腎臓内科学講座

 

【症例】71 歳 男性
【既往歴】慢性腎不全,二次性副甲状腺機能亢進症,脳出血,症候性てんかん
【現病歴】平成5 年1 月血液透析導入.平成12 年12 月脳出血.平成14 年2 月症候性てんかん発作によりフェニトイン内服開始.その後,約10 年てんかん発作は発症せずに経過していた.
一方,平成19 年より二次性副甲状腺機能亢進症の治療のため活性型VD3 製剤を投与開始し,平成23 年よりシナカルセトの投与を開始したが,intact-PTH 値の良好な管理を得られずに経過していた.
平成26 年2 月てんかん発作が再発したため,フェニトインを増量したが,平成27 年6 月に再発したため,レベチラセタムに切り替えた.抗てんかん薬切り替え後,症状は安定し,てんかん発作の再発なく経過している.また,intact-PTH 値もすみやかに低下し,副甲状腺超音波検査では腫大腺の縮小傾向も見られた.
【結語】フェニトインとの薬物相互作用が推測される症例を経験した.

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