演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

血清カルシウム管理目標値の検討

演題番号 : P-1-371

島田 憲明:1、渡辺 敏枝:1、寺園 光昭:1、加賀山 憂子:1、石田 充久:1、井太家 美晶:1

1:立花クリニック

 

【目的】CKD-MBD ガイドラインではCa,P の管理目標値はそれぞれ8.4mg/dl ~10.0mg/dl,3.5mg/dl ~6.0mg/dl となっているが,この場合Ca×P は最大60 となる.またシナカルセトを投与するとCa 値が8.4mg/dl を下回ることも多い.上記の対応として当院ではCa 管理目標を8.0mg/dl ~9.5mg/dl としているが,その妥当性について検討した.
【方法】2016 年7 月から9 月の平均血清Ca 値が8.0mg/dl ~8.3mg/dlであった15 名の患者について10 月以後Ca の管理目標を8.4mg/dl ~10.0mg/dl に変更し,変更前後の検査所見と薬剤投与量の変化を検討した.
【結果】血清Ca 値は8.23mg/dl から8.63mg/dl に,血清リン値は5.59mg/dl から5.18mg/dl,この結果Ca×P は46.0 から44.7 と変化した.シナカルセト投与量は10.5mg/ 日/ 人から9.4mg/ 日/ 人に減少,ビタミンD 投与量は0.93μg/ 週/ 人から1.22μg/ 週/ 人に増加した
.【結論】血清Ca の管理目標を低めに設定するとシナカルセト投与量が増え,ビタミンD 投与量が減るが,その妥当性についてはさらに検討が必要である.

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