演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

二次性副甲状腺機能亢進症のspontaneous remissionをきたしたと考えられた血液透析患者の1例

演題番号 : P-1-369

中村 一賀:1、千葉 紀宏:1、笠井 健司:2

1:(医)道仁会富士第一クリニック、2:富士市立中央病院腎臓内科

 

症例は透析歴は18 年の40 代男性.2008 年9 月より二次性副甲状腺機能亢進症に対してシナカルセトの単独投与より治療を開始した.以後活性型ビタミンD 静注パルスの併用,シナカルセトの増量などを行い,2015 年3 月には血清Ca,P,iPTH 濃度がそれぞれ9.7mg/dl,5.3mg/dl,342pg/ml を示していた. ところが,2015 年5 月血清Ca7.4 ~8.3mg/dl と低下し,処方の調整に苦慮したが,シナカルセトを中止,ビタミンD 静注パルスのみの継続に変更したところ同年10月には血清Ca,P,iPTH 濃度はそれぞれ9.7mg/dl,4.2mg/dl,93pg/ml と安定した.超音波検査上1 腺腫大の副甲状腺サイズが21.0×10×10(2015 年2 月)から11×4×4(2016 年7 月)と著しく縮小しており,梗塞を起こすなどしてspontaneous remission をきたしたものと考えられた.

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