演題情報

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開催回
第62回・2017年・横浜
 

重症下肢虚血により足趾切断を強いられた患者への関わり~集学的治療とチーム医療により生きる意欲が向上した1例~

演題番号 : P-1-341

菱本 薫:1、原田 美穂:1、深江 祐加子:1、柿本 なおみ:1、伊藤 隆子:1、薗田 桂子:1、荒川 正夫:1

1:(医)荒川クリニック

 

【はじめに】フットケアチームを立ち上げ2 年が経過している.その中で重症下肢虚血が疑われる場合は,専門医との病診連携を行い早期治療とLDL アフェレーシスの併用・訪問看護を含むチーム医療を行っている.今回,治療に積極的でなかったが様々な関わりの中で治療を受け入れADL が拡大し笑顔で自分の足で歩き透析を継続している事例の経過を報告する.
【症例】80 歳代男性.糖尿病性腎症にて維持透析施行中.2015 年10月より右足第3 趾に圧痛あり経過観察するも爪下から排膿があり,近医でCT やPEGI 動脈内注射施行.専門医は隣県でもあり「年や.何もせんでいいわ」と治療に消極的であった.その後右第1・2 趾も浸出液・踵亀裂と悪化を認め,LDL 開始.さらに専門医受診し下肢バイパス手術施行.退院後の創の処置は地域連携を図った.しかし,足趾切断まで至り食欲も低下したが,好きなカレーを持ち込んでもらうなど様々な関わりからADL が拡大している.

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