ポスター
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救命処置に対するスタッフ教育と意識変化について 演題番号 : P-1-278 永沢 周太郎:1、阿部 亜希子:2、太田 夏実:1、金田 航也:1、柴谷 康弘:1 1:蓮田病院臨床工学係、2:蓮田病院看護部
【背景】当院では院内BLS を2 年毎に受講することが義務づけられているが,心停止対応を安全に行うため,臨床工学技士2 名が日本救急医学会ICLS コースを受講し認定インストラクターを取得した.
【目的】心停止に対する適切なチーム蘇生を目的に,スタッフ教育と意識変化を調査する. 【対象】腎センター全職員10 名 【方法】事前調査として救命処置に対する筆記問題を実施.その後1ヶ月間学習と,1 チーム5 名による透析前中後に起こり得る突然の心停止シナリオを用いた演習を行う.最終評価として筆記問題を実施する. 【結果】事前調査の正解率は低値であった.最終評価では医療者の正解率上昇を認めた.また,非医療職種の一次救命処置正解率上昇も認めた. 【考察】今回救命処置の訓練を行うことで,職種ごとの救命に必要な優先順位を確認することができた.また,シナリオ演習で他職種の役割担うことで行動予測が可能になり,円滑な連携がとれることが期待できる. 職種に関係なく訓練することで意識統一を図ることができた. |
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